健康寿命とは?健康的に生きる為の習慣とトレーニング!

そもそも、健康寿命とは?(「日本人の健康寿命と平均寿命」・「健康寿命が短くなる要因」・「健康寿命が短くなると起こる弊害」 )

現在WHOが健康的に寿命を延ばすことを提唱しています。ただ寿命を延ばすだけでなく、病気をすることなく健康的に生活できる期間を延ばすことができるかが重要な位置づけになっています。日本人は平均寿命が長いと言われていますが、そこだけクローズアップされるのではなく、高齢になっても病院や薬に頼ることなく健康的で元気に生活することで健康寿命を延ばすことができます。

誰もが末永く健康的に生活したいと思うものですが、様々な病気によって当たり前の生活ができなくなる人もいます。病気にならずに日常生活が制限されることなく生活できる期間のことを「健康寿命」と言います。これは平均寿命とは異なる考え方で、高齢になっても元気に生活できる期間を意味します。平均寿命が長くても健康寿命との開きがあれば不健康な状態や寝たきりの状態で生活することになります。そうなってしまうと自分の思い通りに生活できてない可能性が高まります。

日本人の健康寿命は男性が72.7歳で女性が75.4歳です。男性よりも女性のほうが健康的に生活できる期間が長くなるのは平均寿命と変わりません。日本人の平均寿命は男性が81.05歳で女性が87.09歳です。 男性も女性も平均寿命より健康寿命のほうが短いので、最後のほうは何かしらの病気を抱えながら生活をしている人が多いことが分かります。今までは平均寿命がクローズアップされていましたが、現在は超高齢化社会と言われていて、年間の医療費も増え続ける中で、健康寿命を延ばすために様々な取り組みが行われています。

なぜ平均寿命よりも健康寿命のほうが短いのかというと、大きい要因は、身体機能が低下してしまうことです。人間は加齢とともに筋力や骨密度が低下してしまいます。さらに身体機能も低下してしまいます。頭では分かっていても身体機能が低下することで、生活で欠かすことができない当たり前の行動ができなくなってしまいます。何歳になっても元気で健康的に基本的な動作ができる人は健康寿命も長いです。

老化に伴う身体機能の低下だけでなく、病気をして身体が衰えてしまい健康寿命が短くなってしまう人がいます。特に現代病と言われる生活習慣病やがんを患う人が多いです。高血圧や糖尿病や心筋梗塞や脳卒中などの病気を発症すると、当たり前の日常生活ができなくなってしまったり、健康にならないまま死亡してしまう人もいます。健康寿命を延ばすためにも、日頃から病気にならないように努めることが求められます。

健康寿命が短くなると生活に影響が出て、自立して生活することが困難になります。介護施設に入居したり、病院に入院して寝たきりになってしまう人もいます。運動できないと違う病気を発症するリスクや、更なる身体機能の低下に繋がり、健康寿命だけでなく自分自身の寿命も短くなる可能性もあります。病気を発症したり身体機能が低下すると介護ややポートをしてくれる家族の負担も増えてしまいます。付きっきりになってしまうと働くことができずに経済的に困窮してしまうなど、負のスパイラルに陥ってしまう家庭もあります。

健康寿命を延ばすための習慣&トレーニングなど(「バランスの良い食事、十分な睡眠時間の確保、酒たばこの節制、有酸素運動、トレーニング」)

健康寿命を延ばすために日頃から様々なことを意識して生活しなければいけません。特に高齢者は若いときとは違い、年齢に応じて生活習慣や食生活を意識することを心がけていくことで自分自身の健康を維持することができます。健康寿命を延ばすために必要なのが食事・睡眠・酒とたばこの節制・トレーニングを含めた運動を意識することです。生活を少しずつ変えていく心がけが健康を維持するために必要なことです。

バランスの良い食事を摂取することで健康寿命を延ばすことができます。魚や野菜を中心にした食事を心がけることで血圧を下げることができたり、悪玉コレステロールの数値を改善させて病気のリスクを減らすことができます。この他にも塩分や脂質や糖質を少なくするようにしたり、塩分を輩出させて血圧を下げる働きがあるカリウムやマグネシウムなどが多く含まれる食材を積極的に摂取することも、動脈硬化が原因の脳梗塞や心筋梗塞を予防して健康寿命を延ばすことができます。

睡眠時間も健康寿命と大きく関係しています。しっかり睡眠時間を取ることで、身体の疲労回復やストレスの解消に繋げることができます。睡眠不足が続くと思うように疲労回復することができずに、健康問題を引き起こしてしまう可能性があります。特に高齢者は睡眠不足が原因で生活習慣病のリスクが上昇したり、認知機能の低下に繋がってしまいます。そうならないためにも健康寿命を延ばすために、しっかり睡眠時間を確保してください。

たばこと酒を控えるのも健康寿命を延ばすために重要なことです。たばこを吸っている人は禁煙したほうが良いでしょう。それは肺がんや心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高まってしまうからです。お酒も少量なら良いと言われていますが、飲みすぎると肝臓病やがんなどのリスクを高めてしまいます。たばこも酒も節制することで病気にならずに健康寿命を延ばすことができます。

有酸素運動やトレーニングも健康寿命を延ばすことができます。有酸素運動を取り入れることで心臓や肺の機能を向上させたり、血圧や血糖値を下げる働きもあります。さらに体重を減らして適正体重をキープすることができます。普段運動をしていない人は簡単に取り組むことができるウォーキングから始めてみることをおすすめします。慣れてきたらジョギングをすることで、さらに有酸素運動の効果を実感することができます。

有酸素運動だけでなくトレーニングも取り入れてください。おすすめなのが筋トレです。身体機能を向上させるために筋肉量を増やすことが求められます。高齢者になってから筋肉量が低下してしまうと、日常生活に支障が出てしまいます。簡単に怪我をしてしまったり、転倒して寝たきりになってしまうリスクもあります。日常生活も健康的に生活するためにも、筋肉量を増やすために筋トレをすることをおすすめします。

健康寿命とは?健康的に生きる為の習慣とトレーニング!(まとめ)

少子高齢化に伴い多くの高齢者が健康に過ごすことが課題となっていて、国でも様々な解決方法を議論しています。平均寿命だけでなくどのように健康寿命を伸ばしていくべきかが重要なポイントになります。国が考えるだけでなく一人ひとりが真剣に自分自身の健康と向き合って健康になるために意識をして生活しなければいけません。超高齢社会を健康に生きるために、できるところから生活習慣を変えていくようにしましょう。

もし自分だけの知識では行動することが難しいなら、大阪のパーソナルトレーニングジムに通ってみることをおすすめします。年齢関係なく受け入れてくれますし、健康的な身体になるまでスタッフが親身になって対応をしてくれます。健康年齢を伸ばすために必要な運動やトレーニングだけでなく、病気をしないで元気で生活するために必要な食事のアドバイスもしてくれます。

加齢に伴って病気や怪我をするリスクが伴います。その現実とうまく向き合いながらリスクを減らすために意識して生活することで、自分自身の健康寿命を延ばすことができます。病気や怪我で辛い思いをしたり、病院や介護施設などで寝たきりになって自分の思い通りに身体を動かせなくなってしまことで健康年齢が短くなってしまいます。長生きするために必要なことを自分で整理して生活に取り入れていきましょう。自分で実践するのが難しければ、大阪のパーソナルトレーニングジムに通ってアドバイスをもらってください。